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【太陽光下でも視認性向上】法人向けウエアラブルデバイス、米マジックリープ

最終更新 | 2023/04/10 10:03

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Magic Leap2の視野は、視野角が水平44・6度、垂直53・6度、対角70度。垂直の視野角が従来機の約2倍


国外では医療施設など向けに展開


◆医療・小売から建設現場向けARデバイスへ
 AR(拡張現実)機器の開発・販売を手掛ける米マジックリープ(Magic Leap)は、今春に日本で最新機『Magic Leap2』の発売を予定する。同機は法人向けウエアラブルデバイスで、2022年9月に先行発売した北米や欧州では医療施設や大規模小売店など向けに展開する。建設分野についても、他社のAR機器と比べて屋外でARデータが見やすいことや縦に広い視野角が主な強みとなっており、同機の特長を生かした早期の展開を目指している。

 

 

 

◆屋外での視認性を改善
 建設現場におけるAR機器の課題の一つに、太陽光がある屋外での視認性が低くなることがある。明るい場所をデバイスで見ながらARデータを表示すると、ARデータの色や形が光と重なって半透明に見えてしまう。

太陽光の差し込む屋内外で使用できる


 これに対しMagic Leap2は、独自のディミング(遮光)機能を搭載している。視野のうちARデータと重なる光のみ遮りデータの見え方を鮮明にする「セグメンテッドディミング」と、ARデータ以外を暗くする「グローバルディミング」の2種類があり、着用時に調整しながら光と重なるARデータも視認しやすくできる。
 このほか視野を縦長にすることにより、装着者が天井や床などのARデータを見る際に、首や腰を曲げる動作を減らす。石川里美マジックリープジャパンゼネラルマネージャーは視野角の拡大について「現場向きの光学シースルー型(肉眼で見た視界にデータを重ねて表示する方式)のAR機器では、技術的に非常に難しいチャレンジだった」と説明する。広い視野角に伴い装着者の目とヘッドセットとの距離が近い構造としているため、ヘッドセットと眼鏡の同時着用ができない。視力調整は、付属の度付きレンズをヘッドセットに装着して行う。
 

 

◆軽さやデータ処理で訴求

ヘッドセット(左上)、コンピュートパック(右)、コントローラー(左下)


 このほか、ウエアラブルデバイスの競合に対する建設現場での優位点として、ヘッドセットの軽さやデータ処理能力をアピールする。ヘッドセットが260グラムと軽量なため、ヘルメットと同時に長時間装着しても疲れにくい。軽量化のため、CPU(中央演算処理装置)などはヘッドセットと有線接続するコンピュートパックに搭載した。
 マジックリープと日本で協業するホロラボの酒井辰也氏は、同機がよりポリゴン数が多い3Dモデルを表示可能としたことを優位点に挙げた。酒井氏は「大規模なプロジェクトで構造や設備のBIMデータを同時にARで表示しようとする場合、ARデータを小さくする処理工程が必要だった。Magic Leap2は処理能力が高くこの工程も不要となる。ディミングや視野角の改善と合わせて、これまでARを採用しなかったユーザーの評価も得られる」と力を込める。
 

 

野外での使用デモ

◆建設向けXR機器の競争
 マジックリープによる日本市場への本格的な展開は20年にさかのぼる。主に個人向けのウエアラブルデバイス「Magic Leap1」を、NTTドコモを代理店として発売した。そのNTTドコモが22年10月、XR(あらゆる仮想空間技術)事業を推進するため新グループ会社「NTT QONOQ(コノキュー)」の営業を開始した。この動きとの相乗効果により、法人市場で顧客を獲得することも、今春に新機種を日本で展開する狙いの一つとなっている。
 建設関連を含めた法人向けXR機器では、米マイクロソフトの「HoloLens(ホロレンズ)」が先行している。しかし、XR機器業界は、まだ機器を活用していない多くの見込み顧客がいると見る向きがあり、マジックリープの展開もそれを示す一例と言える。建設企業は生産性向上の厳しい競争にさらされているが、生産性を向上させるソリューション企業の競争も一段と激化しそうだ。

 

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