【羽曳野市、DBで給食C整備】近く基本設計発注 | 建設通信新聞Digital

5月8日 水曜日

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【羽曳野市、DBで給食C整備】近く基本設計発注

 大阪府羽曳野市は、「学校給食センター等複合施設」の整備を計画している。整備手法はデザインビルド(DB)方式を採用する。2026年度の供用開始が目標で、5月にも基本設計業務を発注、23年度内にDB事業者も選定する方針だ。

基本計画イメージ


 市内の小中学校向けに給食を提供している現在の「第1学校給食センター」「第2学校給食センター」に代わる施設として整備する。建設予定地は、「青少年児童センター」がある同市向野3-1-33の敷地1万3800㎡で、青少年児童センターの機能も備えた建物として建設する。

 基本計画によると新築する施設の規模は給食センターが延べ3000㎡、青少年児童センター(会館)が同800㎡。二つの機能を1棟に集約、2階建てとする。給食センターはドライ方式とし、調理能力は1日当たり5000食を想定している。既存の体育館(同850㎡)は改修する。

 DB方式で実施設計と施工を一括委託する。先行してCM業務を含めた基本設計業務を外部委託、近く発注する。6カ月で基本設計を完了させてDB事業者の募集を開始、23年度内に選定する。24年度後半には着工、工期は15カ月を予定している。事業費は、39億7000万円(税込み)を見込む。

 基本計画策定業務は、相和技術研究所が担当した。





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