【動画ニュース】新型レール削正車導入/山手線、京浜東北線などで運用/東鉄工業 | 建設通信新聞Digital

5月14日 火曜日

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【動画ニュース】新型レール削正車導入/山手線、京浜東北線などで運用/東鉄工業

 

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 東鉄工業は、東京都品川区の東京貨物ターミナル保守基地線で、新たに導入した新型レール削正車「RGH10―C4型」の発進式を開いた。独立した削正構造によって、さまざまな削正パターンに対応できることから削正性能に優れる。さらに、環境対応の第3次排ガス規制対応型エンジンを2機搭載し、本線上で一方のエンジンにトラブルが起きても自走回送できる能力などを備えている。JR東日本の山手線、京浜東北線などで運用し、首都圏エリアの安全、安定輸送に貢献する。

 同車両は、JR東日本の首都圏在来線レール削正業務の拡大に伴い導入したもの。米国ハラスコ・レール社製20頭式(削正用の砥石数20個)レール削正車で、東京線路支店東京機械軌道出張所のレール削正業務に使用する。

 特長として、2機のエンジン搭載のほか、制御電源を喪失した場合でも削正作業を継続できる補助装置を搭載しており、施工完遂能力が従来タイプよりも向上している。

 また、削正時の軌道散水用に7000リットルの豊富な水を搭載し、車両の前後に散水装置を備えている。


 発進式で矢作秀之東鉄工業線路本部執行役員線路機械部長は「新型レール削正車により、JR東日本の期待に応える施工品質の良い仕事を行い、皆さまに喜ばれる線路をつくっていきたい」と語った。

 来賓の関野敦司JR東日本首都圏本部鉄道事業部設備ユニット(保線)マネージャーは「新型レール削正車を首都圏エリアで運用し、レールのキズ抑制や寿命の延伸により、輸送の安全、安定輸送に寄与していきたい」とあいさつした。その後、新型レール削正車の前でテープカットが行われた=写真。

 
 
 



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