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B・C・I 未来図

【BIM2023①】先端技術で生産性向上 都市、不動産と連携加速

最終更新 | 2023/06/01 17:21

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 建設生産システムの生産性向上を目標に、多様な工程に導入が進むBIMは、不動産や都市づくりなどより大きな社会システムとの連携に向けて動き出そうとしている。国土交通省建築BIM推進会議では、新たにタスクフォースを設置し、標準化の検討を加速するとともに建物完成後のデータ活用に向け、不動産IDや3D都市モデル「Project PLATEAU(プラトー)」との連携を推進し、BIMデータの発展的な活用を目指す。本特集では、AIやシミュレーションなどの先端技術と融合した最新の活用事例や部門を超えた一気通貫のデータ連携など最前線の取り組みを紹介する。さらに、それを支えるBIM人材の育成のポイントについて団体・企業の75人のキーマンに提言してもらい、建設産業のさらなる発展に向けたBIMの将来を展望する。

梓設計代表取締役社長 有吉匡氏に聞く/AIで自動化を推進

梓設計代表取締役社長 有吉匡氏


――BIM推進のコンセプトは

 「当社はBIMを単なる図面の可視化や設計プロセスの管理ツールだけではなく、他のツールと連携するためのデータベースの構築を目指しています」

 「背景には、社会基盤としてのBIMの価値の向上があります。外資系クライアントの多くはBIMを設計ツールではなく、経営指標や施設管理を可視化するツールに位置付け、経営判断に活用しています」

 「例えばさまざまな機器や建材情報をBIMに付加して複数ある建物を管理し、統一的にデータを抽出するほか、機器の更新時期や故障履歴などを共有し、リスク管理やメンテナンス計画を効率化しています。その中で設計事務所がどのようにBIMに貢献できるかが問われています」

――どのような活用の可能性がありますか

 「維持管理の効率化にBIMは不可欠なものになってきました。そうしたニーズに応えるため、当社のシンクタンクの梓総合研究所(AIR)は、『AIR-Plate』というBIM-FMシステムを開発しました。クラウドデータベース、ゲームエンジン、3次元スキャン、AIなどの最新技術を結集して施設運営をDX(デジタルトランスフォーメーション)します。照明の稼働状況などのハードのさまざまなデータを管理する受け皿であり、また不動産情報や更新時期を管理するソフトとの親和性など、他のシステムとの拡張性も備えます」

 「ゲームエンジンを搭載することでBIMを直感的に操作するビューワも開発し、複雑な施設情報もゲーム感覚で把握できるようにしました。ホームページを閲覧する要領で3次元モデルや図面にアクセスし、専門家でなくても必要な情報を出し入れすることができます」

――データ連携で注目するツールは

 「建物のデータ活用が新しい段階に入る中、注目されるのが『Chat(チャット)GPT』とBIMの連携です。過去の案件を含めてデータを整理することで情報を引き出し、設計をサポートするための研究を始めました。精度の高い回答を得るためのプロンプトの検証などを進めています」

 「AIR-Plateで何百棟ものデータベースを構築し、ChatGPTに読み取らせ、回答を引き出すことができるようになるでしょう」

――BIMの将来展望は

 「2025年度にBIMを活用した建築確認の試行が始まるため、標準化がさらに進みます。その流れの中で、クライアントにBIMの価値を認識してもらうことがますます重要になります。外資系企業はBIMの価値に気づき、大きな投資をしていますが、日本のクライアントもそうなれば、受け手であるわれわれもBIMの取り組みをさらに進めることができます」

 「一方、ゼネコンやメーカーもBIMを推進しており、外注先を含めてオペレーターが不足しています。多くの産業でデジタル人材が不足し、BIMの人材確保が難しくなる中、重要になるのが“自動化”です」

 「当社は、AIが図面を読み込み、BIMを自動生成する研究をスタートアップ企業と進めています。AIRには世界的に活躍するAIの研究者も参画します。設計事務所としてのAIやChatGPTの活用法を探り、設計DXを加速することで社会の要請に応えたいと思います」



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