【渋谷に「観る将」施設誕生】駒テラス西参道オープン/渋谷区と将棋連盟 | 建設通信新聞Digital

5月7日 火曜日

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【渋谷に「観る将」施設誕生】駒テラス西参道オープン/渋谷区と将棋連盟


 東京都渋谷区と日本将棋連盟は10日、西参道沿いの高架下に整備していた「駒テラス西参道」をグランドオープンした。将棋を通じた魅力あるまちづくりを目指す。

 式典では、前日に同連盟の新会長に就任した羽生善治九段が「最近は将棋を指すだけでなく、“観(み)る将(観る将棋ファン)”と呼ばれる新しい形で楽しむ人も増えている。この場所も多様な将棋ファンに楽しまれる場所にしていきたい。同時に、地域の発展に貢献できればうれしい」とあいさつした。

 続いて、長谷部健渋谷区長が「日本の文化を発信する参道を、将棋の文化を交えて盛り上げていきたい」と話した。式典の後、関係者らでテープカットした=写真。

 同施設は、ホールやギャラリー、スタジオ、カフェの4棟で構成し、将棋に関するイベント教室や展示、映像配信などを行う。イベントなどのない日は地域に解放する。

 区と将棋連盟は、2020年10月に相互協力に関する協定を結んだ。

 施設規模は、S造平屋建て総延べ約280㎡。設計は東京ランドスケープ研究所、施工は守谷商会が担当した。所在地は代々木4-16-1。

 

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