【現場最前線】シールドマシン起動!! 藤沢市の山野神雨水貯留管築造工事 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【現場最前線】シールドマシン起動!! 藤沢市の山野神雨水貯留管築造工事

シールドマシン

 神奈川県藤沢市が善行地区の浸水被害軽減を目的に行っている「山野神雨水貯留管築造工事」のシールドマシン発進基地整備が完了し、21日に安全祈願発進式が開かれた。関係者約40人の出席の下、鈴木恒夫市長、松下賢一郎市議会議長、三浦隆一フジタ上席執行役員横浜支店長が発進スイッチを押し、シールドマシンを起動した。施工はフジタ・三和工業JVで、工期は2015年12月8日から18年6月29日まで。

発進スイッチを押す左から鈴木市長、松下議長、三浦支店長

 式典では、近隣自治会を含めた関係者が玉ぐしをささげ、工事の安全を祈願した。式後、鈴木市長は「工事の完了により、浸水被害が軽減することを願うとともに、工事に当たっては安全かつ無事に滞りなく終えてほしい」、松下議長は「工事の安全に万全を期し、工期内の完成に尽力してほしい」とそれぞれあいさつした。施工者を代表して三浦支店長は「シールド工事の経験とノウハウを十分に発揮するとともに、協力企業の総力を結集して質の高い工事を進め、地元の皆さんが安心して暮らせるインフラを整備する」と誓った。
 概要は延長596m、仕上がり内径2600mm、貯留量3144m3の管きょ工(泥土圧式シールド工法)など。工事場所は善行地内。
 窪田淳所長(フジタ)の話 「JVの技術を結集し、より良い品質のものをつくり、地元の皆さんに届けたい」

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