【走行中の電気自動車に給電】コイル埋設レーン新設、国内初の実証へ/三井不、東大 | 建設通信新聞Digital

5月15日 水曜日

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【走行中の電気自動車に給電】コイル埋設レーン新設、国内初の実証へ/三井不、東大

送電コイルの埋設


 三井不動産と東京大学大学院新領域創成科学研究科の藤本・清水研究室は、柏の葉スマートシティ(千葉県柏市)内の「KOIL MOBILITY FIELD」に、走行中給電コイルを埋設した走行レーンを新設した。電気自動車(EV)への走行中ワイヤレス給電の公道での日本初の実証実験を目指す。

 新しい走行レーンには、道路工事や路面温度などの環境条件に対応可能なSWCC社製の送電コイルを道路に埋設した。60秒間の充電で約6㎞の走行が可能な計算となっている。市中では、信号待ちの交差点停止ライン30m付近に埋設することを想定している。

 想定どおりのインフラ整備や街づくりが可能になれば、駐車して特定の充電設備を使わずに断続的に充電しながらバッテリーでの連続走行が可能になる。

 

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