【戦後日本の住宅】「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展が開催中! 10/29まで | 建設通信新聞Digital

5月21日 火曜日

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【戦後日本の住宅】「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展が開催中! 10/29まで

会場デザインはアトリエ・ワンが担当した

 日本の建築家56組による75件の戦後日本の住宅建築を、400点を超える模型や手描きの図面、写真、映像などで紹介する展覧会、「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」が19日、東京都千代田区の東京国立近代美術館で開幕する。主催は同館と国際交流基金。
 2016年11月から日本イタリア外交関係樹立150周年記念事業としてローマのMAXXI国立21世紀美術館で、ことし3月からは英国ロンドンのバービカン・センターで、国際交流基金と各館との共催により開催され話題を集めた展覧会の凱旋展となる。
 わが国の建築史に名を刻む建築家が手掛けた名作から現代社会を反映する話題作まで、多様な住宅建築を時系列ではなく、「土のようなコンクリート」「閉鎖から開放へ」「遊戯性」「すきまの再構築」「脱市場経済」など13のテーマ(系譜)に分類して展示。時代性や社会性、立地環境や人と人とのつながりなど、さまざまな視点から検証する。清家清の名作、「斎藤助教授の家」の実物大模型を制作、体感できるのも特徴の一つだ。
 会期は10月29日まで。開館時間は午前10時から午後5時(金・土曜日は午後9時)まで。月曜日休館。会期中はワークショップやトークイベント、シンポジウムなども計画されている。

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