オマーン・スルタン国は、2025年大阪・関西万博に出展するパビリオンの概要を明らかにした。
大地、水、人間性という三つを主要テーマに、オマーンの自然と地形の多様性、変化に富んだ景観を表現したデザインとなった。中央を通る内部回廊のガラス天井上部や、曲線的な屋外スペースの隙間などを水が流れるような建築が特徴だ。屋外には腰掛けスペースなども多く、パビリオンの中に入らなくても楽しめる設計は、オマーンの寛容性を表している。
13日に東京都渋谷区で開いた会見でモハメッド・サイード・アルブサイディ駐日オマーン・スルタン国大使は「オマーンのことや未来のビジョンについて深く知ってもらう絶好の機会だ。文化・文明、過去・未来などあらゆる側面に触れてもらいたい」とあいさつした。