【大宮駅東口大門町3丁目中地区】再開発ビル延べ4万平米、24年度に本組合設立 | 建設通信新聞Digital

5月18日 土曜日

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【大宮駅東口大門町3丁目中地区】再開発ビル延べ4万平米、24年度に本組合設立

外観イメージ(提供・準備組合)


 さいたま市は8日、大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発準備組合(逸見裕一理事長)が計画する同地区市街地再開発事業を都市計画決定した。大宮駅周辺の都市再生緊急整備地域内で初めて、都市再生特別地区を活用する。事業協力者として第一生命保険と竹中工務店が参画。2024年度の本組合設立、25年度の着工、28年度の竣工を目指す。

 計画地は、大宮区大門町3丁目地内外の約0.6ha。敷地西側には氷川緑道西通線、南側には大宮中央通線、北側にはペンギン通りが位置する。隣接地には、大宮駅東口大門町2丁目中地区再開発事業で整備した複合ビル(大宮門町)が立地している。

 再開発ビルの規模は、S・SRC造地下1階地上21階建て延べ約4万㎡、高さ約100m。高水準の環境・ウェルネス性能を備えたオフィスを中心に構成し、低層部に銀行と店舗、緑あふれるオープンスペースなどを設ける。

 市が推進する「グリーンインフラの形成」「ウォーカブルなまちづくり」に貢献し、新たなワークスタイルを提供する。

 準備組合は22年4月に設立した。構成企業は、大宮ガレージと大宮製油、埼玉りそな銀行。建物の老朽化や道路拡幅整備事業(氷川緑道西通線)を契機に、15年頃から一体再開発の検討に着手している。

 

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