【東京・江東区】約15万㎡のDPL東雲/地域貢献施設など整備 | 建設通信新聞Digital

5月14日 火曜日

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【東京・江東区】約15万㎡のDPL東雲/地域貢献施設など整備

完成イメージ


 大和ハウス工業は、同社が100%出資する東雲特定目的会社が計画している大型マルチテナント型施設「(仮称)DPL東雲」の整備概要を明らかにした。働き方改革支援として施設内部にテナント企業の従業員が利用できる保育施設を整備するほか、敷地内に公開緑地を設置し、地域住民が集う場を整える。

 建設工事には15日、西松建設の施工で着手した。設計はフクダ・アンド・パートナーズが担当し、2026年3月末の完成を目指す。施設規模はPCaPC(プレキャスト・プレストレストコンクリート)一部S造6階建て延べ14万9149㎡。大和ハウスが都内で手掛ける物流施設としては最大の規模となる。

 外壁パネルは下層から上層にかけて明るい色になるよう配置し、圧迫感を軽減する。外観にカーテンウォールを採用し、車路やランプウェイを防音壁で囲むなど、周辺環境との調和を図った。

 敷地南東部には、隣接する区立東雲緑道公園と一体利用できる公開緑地を設ける。防災備蓄用スペースを併設した集会場や遊具広場などの地域貢献施設を整備し、地域と共生する施設を目指す。

 所在地は東京都江東区東雲1-7-30の敷地4万1451㎡。2万6786㎡を建築面積に充てる。

 

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