【KICHD】東京・あきる野市に物流倉庫竣工/設計施工=関東建設工業 | 建設通信新聞Digital

5月15日 水曜日

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【KICHD】東京・あきる野市に物流倉庫竣工/設計施工=関東建設工業

 KICホールディングス(東京都千代田区、峯田勝之社長)が東京都あきる野市に建設を進めていたマルチテナント型物流倉庫「KICあきる野ディストリビューションセンター」が竣工した=写真。設計施工を関東建設工業が担当した。

 同社はスマートソーラー(東京都中央区、手塚博文社長)とPPA(電力購入契約)を結んでいることから、二社連携して、同倉庫に太陽光設備で発電した再生可能エネルギー(グリーン電力)を供給するHES(複合型電力供給システム)を導入する予定だ。

 CO2排出量の削減など地球環境にやさしく、入居テナントが安価なコストで直接電力を消費でき、BCP(事業継続計画)としても有効な電力供給システムを提供する。今後のEV自動車普及を想定し、充電ステーションも設置する。

 19日に開いた入居検討者や投資家、レンダーに向けてレセプションでは、冒頭のあいさつで峯田社長が「当倉庫は、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)の認証を取得し、環境への負荷を減らして建設した。PPA方式により、入居テナントにはできるだけ低コストな電力を供給できるよう心がけた」と語った。

 同倉庫の規模はS造(一部SRC造)4階建て延べ2万5905㎡。所在地はあきる野市小川東1-1-7の敷地1万4705㎡。中央自動車道八王子IC、圏央自動車道あきる野ICに近接し、東京都心、西東京、埼玉西部、神奈川などの広域配送が可能な立地となっている。

 

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