【京都・京丹後市】事業費約60億/都市拠点施設計画案 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【京都・京丹後市】事業費約60億/都市拠点施設計画案

完成イメージ


 京都府京丹後市は、都市拠点公共施設の整備基本計画案をまとめた。規模は延べ約7000㎡。300台収容の駐車場(延べ約7500㎡)と面積約3000㎡の広場も併設する予定だ。概算事業費は60億9000万円。合併特例債を財源の一部に充てることを念頭においており、2024年度中に用地取得のめどを立て、事業手法を決定し、設計着手したい考えだ。着工は27年度中ごろを見込む。竣工・開館の時期は決まっていない。

 都市拠点公共施設は、子育て支援や図書館のほか、文化・芸術・スポーツ活動などを機能を核とする施設として整備する。

 基本計画によると、図書館は市内最大となる蔵書数計15万冊(開架10万冊・閉架5万冊)を想定。子育て支援機能では屋内のあそび場や保健センターなどの機能を持たせる。文化・芸術・スポーツ活動支援機能では市民ホールや創作室など、市民活動支援・交流機能では多目的室やカフェ、広場を配置する。

 事業手法については、PFIなど民間活力の導入を選択肢としており、24年度にサウンディング型市場調査などで民間事業者の意見を聴取し、検討を進める。必要に応じて民活導入可能性調査を実施する考え。

 基本計画策定業務は大日本コンサルタントが担当した。

 建設予定地は京都府京丹後市峰山町荒山のしんざん小学校隣接地。全て民地であり、現在、地権者向けの説明会を開いている。

 

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