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【申請受付4月10日まで】文化会館大規模改修・耐震補強/静岡市

改修後のイメージ


 静岡市は、WTO対象となる静岡市民文化会館大規模改修・耐震補強工事の一般競争入札を公告した。総合評価方式(技術提案型)、設計施工(DB)と工事監理の一括発注を適用する。申請書などは4月10日まで受け付ける。5月30日に開札する。

 参加資格は、施工企業3社と設計企業1社の組み合わせとする。施工企業が設計企業の業務を実施する場合は、設計企業を構成員としないことができる。

 代表企業には、2008年度以降に1室の固定席が950席以上のホールがあるSRCまたはRC造の劇場の新築、増築、耐震補強を含む改修の完成実績などを求める。

 概要は、SRC造地下1階地上5階建て、改修面積2万3786㎡の実施設計、大ホール(1909席)と中ホール(1125席)の客席などの大規模改修、鉄骨ブレース41カ所、コンクリート補強壁8カ所などの耐震補強。工事場所は葵区駿府町。

 工期は27年12月6日まで。同4月の中ホール・ロビー棟の開館、28年4月の全施設の開館を目指す。

 同施設は、開館から40年以上が経過し、建物の安全性確保や市民ニーズへの対応などが難しくなっていた。

 2月補正予算には、債務負担行為として24-27年度の期間で再整備事業費123億7800万円を設定した。

 基本設計業務は針谷建築事務所が担当した。

 

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