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4月29日 月曜日

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【立命館大】大阪・茨木市の4.7万平米/OIC新棟が完成

完成した新棟


 立命館大学(仲谷善雄学長)が大阪府茨木市のいばらきキャンパス(OIC)内に建設した新棟が完成し、3月25日にメディア向け内覧会が開かれた。学生の挑戦を後押しする「TRY FIELD」をテーマに、地域・社会に開かれた産官学の共創拠点となっている。

 設計施工は竹中工務店、電気設備はきんでん、給排水衛生設備と空気調和設備は三晃空調が担当した。

 規模はRC造9階建て延べ4万7096㎡。2層の吹き抜け空間となっており、対面とオンライン双方向の学びができる大教室をはじめ、VR(仮想現実)などの先端技術の研究に特化したラボスペース、産官学との連携スペースなどを備える。

 内覧会で立命館大の山下範久常務理事は「ハード・ソフトの両面からこれからの学びの形を変えていきたい。多様なプレーヤーが大きくつながり、混ざり合うソーシャルコネクティッド・キャンパスとしての役割を担っていきたい」と述べた。

 新棟は、滋賀県草津市のびわこくさつキャンパスにある情報理工学部と映像学部の移転を目的に計画し、2022年6月から建設を進めてきた。コンストラクションマネジメントは安井建築設計事務所が担当した。4月の開設後は、新たに約3000人の学生がOICに通う。建設地は茨木市岩倉町2-150。

 

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