【北陸地整】橋梁点検車が登場! "見て、触れて、遊んで、学ぶ"一般開放見学デーに400人 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【北陸地整】橋梁点検車が登場! “見て、触れて、遊んで、学ぶ”一般開放見学デーに400人

 北陸地方整備局は18日、新潟市にある庁舎、構内を一般開放する「北陸地方整備局見学デー」を開催した。あいにくの雨にもかかわらず、夏休み期間中とあって親子連れを中心に、多くの市民が参加した。同局の業務に“見て、触れて、遊んで、学ぶ”ことで、国土交通行政の重要性について理解を深めた。
 今回は新たな試みとして、橋梁点検車を展示。伸縮式のアームと広いバケット(作業台)を使って、橋梁の道路上から床版下面を点検する同車両の仕組みを紹介した=写真。
 このほか、駐車場には体験コーナーとして、対策本部車、排水ポンプ車やKu-SATII(衛星小型画像伝送装置)などの災害対策車両、液状化実験装置などを設置した。全国各地で自然災害が多発する中、有事対応への関心は高まっているようで、地震、降雨の両体験車には多くの人が訪れた。
 建設機械ラジコンや船のおもちゃを浮かべた水路模型には子どもが殺到。同局の職員は待ち時間を活用し、社会インフラの歴史や効果などを説明した。
 庁内では屋上見学を実施。参加者は市街地を通る上越新幹線や幹線道路などを写真に収めていた。また、災害対策室に足を運んだほか、高齢者疑似体験を通じバリアフリー機能の役割を学んだ。
 見学デーは16年度に続き2回目。午前中だけで前回の約2倍となる400人が来庁した。

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