大阪府摂津市は、「摂津市立千里丘小学校校舎整備工事」を一般競争入札した結果、52億円(税別)で株木建設・永商興産JVに決めた。同JVのほか、大木建設が応札した。
同小学校を現地で建て替える。概要は、既存校舎解体、新校舎建設、電気・機械・昇降機設備工事。
新校舎の規模は、RC造5階建て延べ9767㎡。給食室や体育館は校舎内に配置し、プールは校舎屋上に整備する。基本・実施設計は内藤建築事務所が担当した。
工事は2期に分割して行う。2024年度から25年度にかけて1期工事を実施し、既存校舎東側を解体して新校舎1を建設する。2期工事は26、27年度にかけて行い、既存の体育館、校舎、給食棟を解体して新校舎2を建設する。
工期は28年2月29日まで。建設地は千里丘3-15-4の敷地1万1378㎡。
現施設の規模はRC造4階建て延べ5591㎡。同校の児童数は23年12月時点で444人。校区内で計画されている千里丘駅西地区の市街地再開発などの影響で、28年度には児童数が700人を超える見込みであり、建て替えによって規模を拡大する。