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東京電業協会(門間俊道会長)が主催する2024年度(第92回)野球大会の決勝戦が19日、東京都新宿区の明治神宮外苑軟式グラウンドで開かれ、日本電設工業と栗原工業が対戦。初回に入れた2点を守り切り、投手戦を制した日本電設工業が2対1で栗原工業を下し、6年ぶり3度目の優勝を果たした。
今大会は昨年と同様、28チームが参戦して熱戦を繰り広げた。トーナメント戦の準優勝は栗原工業、第3位は関電工と日本リーテックの2チームに決まった。
決勝戦後の表彰式では、佐俣雄治常任理事が優勝した日本電設工業に優勝旗や日刊建設通信新聞社杯などを手渡した。佐俣常任理事は「皆さんが協力して試合に臨む姿は、日々の仕事にも生かされ、各社の発展だけでなく、電気設備工事業界を力強く成長させてくれるものだと心強く感じた」と締めくくった。
最優秀選手(MVP)には、初回に2点先制タイムリーを放ち、最終回には投手として無得点に抑えるなど、投打に活躍した日本電設工業の新入社員の小林優也選手が輝いた。敢闘賞は栗原工業の菅文隆選手に贈られた。
MVPの小林選手は、「素直にうれしい。次回も優勝を目指して2連覇を達成したい」と語った。吉際大輔監督は、「選手が頑張ってくれたので最高の結果を残せた。ここから2連覇、3連覇を目指して常勝軍団にしていきたい」と意欲を示した。