2025年日本国際博覧会協会は、未来ショーケース事業「フューチャーライフ万博」の中核となるパビリオン「未来の都市」の概要を発表した。膜構造の建物で、規模はS造(トラス構造)平屋建て4800㎡。設計はSD(東京都渋谷区)、施工は太陽工業が担当している。
6月末時点で工事の進捗(しんちょく)率は約60%で、建物は今秋に完成する見込み。内装など全ての工事が完了するのは、25年2月を予定している。
デザインコンセプトは「DOUBLE SKIN」。経済発展と社会的課題解決の両立などをイメージし、外壁には二重の皮膜を使用する。
パビリオンでは高さ5m、長さ92mの巨大スクリーンによる映像展示などを通じ、次世代技術が実装されたSociety5.0の都市を表現する。「未来の都市」は、同協会と協賛事業者12社が共同で出展するもので、協賛企業者も個別展示を行う。各企業の展示内容は、今秋に発表する予定だ。
協賛企業は次のとおり。
▽日立製作所▽KDDI▽クボタ▽川崎重工▽日本特殊陶業▽商船三井▽日立造船▽IHI▽青木あすなろ建設・小松製作所▽CPコンクリートコンソーシアム▽関西電力送配電。
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