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5月31日 土曜日

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【ZEB】兵庫県明石市、免震2・1万平米の新庁舎で入札公告


 
 兵庫県明石市は22日、市役所新庁舎建設工事の総合評価一般競争入札を公告した。参加申請を8月19日から29日まで総務局財務室契約担当で受け付ける。9月17日から27日まで入札書を受け付け、総合評価の審査を経て10月下旬に結果公表する。

 参加資格は、単体企業または2、3社JV。単体企業またはJV代表企業は、経審の総合評定値が建築一式1600点以上で、2009年度以降に延べ1万㎡以上の庁舎などで施工実績をもつこと。

 規模は、S一部SRC造7階建て延べ2万1620㎡。免震構造を採用する。庁舎建築工事のほか設備工事や、既存棟の解体工事など含む。設計は安井建築設計事務所が担当した。

 予定価格と低入札調査基準価格は事後公表する。総合評価の審査と落札決定は、学識者らで構成する施工者選定委員会が担当する。審査会(プレゼンテーション・ヒアリング)を10月中旬に実施する。

 工期は、29年3月9日まで。新庁舎は27年12月10日までに完成させ、完成後立体駐車場を除く既存棟を解体する。

 建設地は、同市中崎1-5-1の敷地2万2800㎡。

 現市役所を現地建て替えする事業で、立体駐車場がある敷地に庁舎を建設し、庁舎跡地には平面駐車場を整備する。明石の気候・風土の特徴を生かした省エネルギー庁舎実現に向け、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Readyの認証取得も目指す。
 

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