関東地方整備局の河川部と八ッ場ダム工事事務所は、4月1日から八ッ場ダム観光プロジェクト「やんばツアーズ」をスタートする。建設中のダムで10本のプランを用意した点などで「日本一のインフラ観光ツアー」（同事務所）となる。月間約500人となっている見学受け入れ人数は、受け入れ体制強化により10倍の同5000人となる。
　やんばツアーズは、ダム観光5つの“進化”と10本の目的別見学プランで構成する。2019年度の完成に向け、4月から巡航RCD工法で高速施工が始まることを機に開始する。進化として、案内役「やんばコンシェルジュ」誕生、八ッ場ならではの体験や記念品の進呈も始める。
　個人向けは「八ッ場の今を巡る現場見学会」「ホタル鑑賞と夜間工事見学会」「吾妻峡の紅葉とダム見学会」「真冬の新名物！樹氷とダム見学会」「八ッ場ダムファン倶楽部特別見学会」の5本。
　団体向けは「やんばコンシェルジュ御案内ツアー」「土木技術者・土木系学生向け最先端技術の八ッ場ダム見学ツアー」「訪日外国人向けYamba　Inboundツアー」「小・中学生向けまるごとやんば体験ツアー」「プレミアムフライデー限定ヤンバナイトツアー」の5本を用意した。
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