【25年度に民活手法検討】31年度開館目指す/東大阪市の新博物館整備 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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【25年度に民活手法検討】31年度開館目指す/東大阪市の新博物館整備

常設展示イメージ

 大阪府東大阪市は、新博物館の整備基本計画案をまとめた。規模は3階建て延べ約2700㎡を想定し、2025年度からPPP/PFI手法などの導入可能性を検討する。民間活力導入が決定した場合は、同年度内に要求水準書も作成する。27年度以降設計に着手し、31年度の開館が目標だ。

 「まちの・わたしの博物館」をコンセプトに、人やモノ、情報が集まる博物館としての整備を図る。1、2階は展示フロア、3階に収蔵・研究機能を配置する。1階は未就学児や小学校低学年を対象としたスペースを設けるなど、親しみやすい展示空間を形成。常設展は2階に配置、市民が愛着を感じ、同市の歴史や文化を次世代に引き継ぐ場を目指す。

 建設予定地は、現在市の埋蔵文化財センターがある同市南四条町3―33の敷地2464㎡。

 25年度に実施する民活手法検討では、BTO(建設・譲渡・運営)方式のPFIやDBO(設計・建設・運営)方式、デザインビルド(DB)などを比較検討する。同年度内に建設予定地の既存施設解体も行う。基本計画策定業務は、トータルメディア開発研究所が担当している。

 

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