千葉県浦安市で東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、2035年に目指す姿を盛り込んだ長期経営戦略を発表した。このうちテーマパーク事業では、エリア刷新などの大規模開発も視野に入れたテーマパーク用地の再編を検討していることを明らかにした。ホテル事業では、東京ディズニーリゾート周辺で新規ディズニーホテルの増設を検討する。
既に発表済みのトゥモローランドエリア内の再開発では、「シュガー・ラッシュ」の世界を舞台としたアトラクションの開業時期を26年度以降とした。295億円を投資する。スペース・マウンテンと周辺エリアの一新では、投資額を560億円から705億円に変更した。27年度に開業する。
ディズニーホテルは現在、計3483室を保有している。客室稼働率が95%以上となっていることから、さらなる需要を取り込みたい考え。
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