兵庫県三木市は、DBO(設計・建設・運営)方式を採用する「三木市中央公民館等複合施設整備・管理運営事業」の公募型プロポーザルを7月に公告する。2026年1月に特定し、同月中に基本協定を結ぶ予定だ。26年7月に着工し、30年度の供用開始を目指している。
参加資格は、複数企業で構成するグループ。建設企業は、単体かJV。単体かJV代表企業は、経審の総合評定値が市内企業の場合は建築一式工事930点以上、それ以外は同1030点以上。15年度以降に延べ4000㎡以上の建築物を施工した実績も求める。設計企業は、同規模の施設の設計業務を履行した実績など。
事業では、中央公民館、市民活動センター、高齢者福祉センター、高齢者大学・同大学院(まなびの郷みずほ)の四つの公共施設と三木商工会館を複合した施設と、カフェやスーパー、ギャラリーなどの民間収益施設を整備・運営する。施設の建設に当たり、事業者は複合施設と民間収益施設を別棟として整備するか、合築するかを選択する。施設の整備費は31億9000万円(税込み)、維持運営管理費は年間2800万円(同)を見込んでいる。
建設地は、同市本町2の敷地6172㎡。