【赤坂七丁目2番再開発】清水建設の施工で28年度完成 規模は8.8万平米 | 建設通信新聞Digital

8月3日 日曜日

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【赤坂七丁目2番再開発】清水建設の施工で28年度完成 規模は8.8万平米

完成イメージ


 赤坂七丁目2番地区市街地再開発組合は、同地区第一種市街地再開発事業の施設新築工事に着手した。日鉄興和不動産と野村不動産が参加組合員を務めており、都市計画と基本設計は日本設計、実施設計は清水建設・日本設計JV、施工は清水建設が担当している。2028年度の完成を目指す。

 施設の規模は、RC一部S造地下1階地上46階建て延べ8万7912㎡。高さは157m。用途は共同住宅、事務所、専修学校、店舗などで、総戸数は643戸となる。

 計画地は、東京メトロ青山一丁目駅から徒歩6分に位置する東京都港区赤坂7-601ほかの敷地1.2ha。5017㎡を建築面積に充てる。

 事業では、防災機能の強化に取り組む。区画道路の拡幅整備や電線類の地中化のほか、帰宅困難者の一時滞在施設や防災備蓄倉庫、非常用発電機も設置する。

 また、高低差のある地形を考慮したバリアフリー動線を整備し、安全で快適な歩行者ネットワークを形成する。隣接する高橋是清翁公園と一体となる緑地・広場を整備し、周辺地域とつながる緑のネットワークも設ける。

 そのほか、居住人口に対して不足しているスーパーマーケットなどの生活利便施設を導入する。


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