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【大本・GEN設計JVで着工】26年10月竣工を予定/大和ハウスが福山に物流施設

完成イメージ


 大和ハウス工業は、広島県福山市にテナント企業が複数入居可能なマルチテナント型物流施設「DPL広島福山北」を建設する。大本組・GEN設計JVの設計施工で着工した。2026年10月31日の竣工を予定している。

 DPL広島福山北は、同市の福山北産業団地第2期事業地に位置し、山陽自動車道福山東ICから約11㎞に立地している。山陽道や中国道への接続が容易で、広島県内、中国エリアへの広域配送にも対応可能なほか、西瀬戸道や瀬戸中央道など複数の幹線道路にもアクセスできるため、四国エリアへの配送にも適している。

 施設は、同市北匠町1-6ほかの敷地4万2829㎡に、S造(耐震構造)2階建て延べ3万7151㎡(建築面積1万9087㎡)の規模で建設する。賃貸面積は3万5152㎡。最大6テナント、最小約5000㎡から入居可能で、1棟全体を専有することもできる。1階には、建物両側に高床式と低床式のバースを備える両面バースを採用しており、トラック運搬方法に応じて効率よく荷役作業を行える。

 同社では、特定企業向けの物流施設であるオーダーメード型のBTS型物流施設に加え、立地条件の良い場所に複数テナントが入居可能で短期的な物流ニーズにも迅速に対応できるマルチテナント型を展開する「Dプロジェクト」を推進しており、全国で351棟、総延べ約1431万㎡の物流施設の開発を手掛けてきた。今後も顧客のニーズに合わせた物流施設の展開を進める。
 

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