日本空調衛生工事業協会(藤澤一郎会長)は30日、富山市のANAクラウンプラザホテル富山で第30回全国会議を開いた=写真。藤澤会長は、経済団体の会合で設備工事業への関心が高まっていることなどを紹介して「空調衛生工事業に対する世の中の認識が随分変わってきた」と受け止めを語り、「今後も、あらゆる機会を捉えて、空調衛生工事業の存在意義を主張していく」と力を込めた。
全国から会員と賛助員を合わせて約300人が集まった。藤澤会長は、「総じて民間設備投資は旺盛で、ここ1、2年は手持ち工事の消化により、比較的堅調な業績が維持されるという見方が一般的」と、空調衛生工事業を取り巻く状況を説明。一方で「人手不足は厳しさが増している。特に現場で働く技能者不足は深刻」と指摘し、「処遇改善を図りつつ、外国人材の活用とともに施工現場の省力化を進める必要がある」と訴えた。
働き方改革の推進に向け、建設業4団体が展開する「目指せ!建設現場 土日一斉閉所運動」に日空衛が2025年度から参画したことや、元請け団体に対して12月に日本電設工業協会と共同で3回目の要請活動を行うことなど、24年の全国会議で公表した中期ビジョン「日空衛2025」に基づく具体的な取り組みも報告した。
来賓を代表してあいさつした高松諭国土交通省北陸地方整備局長は、「空調衛生工事業をはじめとする建設産業は地域の経済・雇用を支えるわが国の基幹産業の一つ」と強調し、国交省が推進する国土強靱化や働き方改革への引き続きの理解・協力を呼び掛けた。
その後、酒井秀紀富山大理事・副学長が「『薬都とやま』の歴史と現在」、アルハイテック(富山県高岡市)の山村賢志執行役員企画営業部長兼グローバル事業推進室長が「アルミ水素で“かがやく”みらいへ~廃アルミによる循環型社会への挑戦~」、ジオリブ研究所(大阪市)の巽好幸所長が「富山のすしは何故美味い?~美食地質学で探る美味しさのヒミツ」と題し、それぞれ講演した。
				全国から会員と賛助員を合わせて約300人が集まった。藤澤会長は、「総じて民間設備投資は旺盛で、ここ1、2年は手持ち工事の消化により、比較的堅調な業績が維持されるという見方が一般的」と、空調衛生工事業を取り巻く状況を説明。一方で「人手不足は厳しさが増している。特に現場で働く技能者不足は深刻」と指摘し、「処遇改善を図りつつ、外国人材の活用とともに施工現場の省力化を進める必要がある」と訴えた。
働き方改革の推進に向け、建設業4団体が展開する「目指せ!建設現場 土日一斉閉所運動」に日空衛が2025年度から参画したことや、元請け団体に対して12月に日本電設工業協会と共同で3回目の要請活動を行うことなど、24年の全国会議で公表した中期ビジョン「日空衛2025」に基づく具体的な取り組みも報告した。
来賓を代表してあいさつした高松諭国土交通省北陸地方整備局長は、「空調衛生工事業をはじめとする建設産業は地域の経済・雇用を支えるわが国の基幹産業の一つ」と強調し、国交省が推進する国土強靱化や働き方改革への引き続きの理解・協力を呼び掛けた。
その後、酒井秀紀富山大理事・副学長が「『薬都とやま』の歴史と現在」、アルハイテック(富山県高岡市)の山村賢志執行役員企画営業部長兼グローバル事業推進室長が「アルミ水素で“かがやく”みらいへ~廃アルミによる循環型社会への挑戦~」、ジオリブ研究所(大阪市)の巽好幸所長が「富山のすしは何故美味い?~美食地質学で探る美味しさのヒミツ」と題し、それぞれ講演した。





 
							 
					 
					 
					 
							 
							 
								 
	







 
	
 
	 
	 
         
         
         
         
         
	