【都・京橋三丁目東】鹿島で既存解体着手/再開発施設は6月着工 | 建設通信新聞Digital

11月12日 水曜日

公式ブログ

【都・京橋三丁目東】鹿島で既存解体着手/再開発施設は6月着工

解体する既存建物


 京橋三丁目東地区市街地再開発組合は、同地区の既存建物の解体に鹿島の施工で12月1日から着手する。

 工事名称は「京橋三丁目東地区第一種市街地再開発事業にかかる既存建物解体工事」。解体する建物は、計30棟総延べ2万8954㎡。工期は2026年11月30日まで。

 再開発事業の施行区域は、東京都中央区京橋3丁目5・6の約0.9ha。計画地は東京メトロ銀座線の京橋駅、都営浅草線の宝町駅に近接する。事業計画書によると、規模はS一部RC・SRC造地下4階地上35階建て塔屋1層延べ約16万4900㎡、高さ約180m。オフィスや商業施設、国際水準の宿泊施設のほか、アート・ものづくり文化の発信・育成・交流拠点として「(仮称)アートセンター」を設ける。26年6月に着工し、30年5月末の完成を目指す。

 事業では、東京高速道路(KK線)上部空間をつなぐ歩行者空間「Tokyo Sky Corridor」の整備や、地下歩行者ネットワークも拡充する。

 参加組合員は東京建物と日本郵政不動産。事業コンサルタントは都市ぷろ計画事務所、基本設計は日本設計、実施設計は日本設計・鹿島JV、特定業務代行者は鹿島が担当している。

 

【公式ブログ】ほかの記事はこちらから

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら