【中学校跡地活用事業】三菱倉庫がスポーツクラブなど4棟整備/大阪府豊中市 | 建設通信新聞Digital

11月29日 土曜日

公式ブログ

【中学校跡地活用事業】三菱倉庫がスポーツクラブなど4棟整備/大阪府豊中市

三菱倉庫の提案イメージ、統合型スポーツクラブなどを提案


 大阪府豊中市は、「旧庄内さくら学園中学校跡地活用事業」で事業提案競技を実施し、優先交渉権者に三菱倉庫を選んだ。統合型スポーツクラブや物販店舗の建設を提案している。協力法人としてイチケンらが参画。2028年秋の開業を目指す。

 事業定期借地権方式で、商業施設など地域の活性化につながる施設の整備事業者を募集。計4社が提案し、同社と関電不動産開発、HOSの3社で審査を行った。

 三菱倉庫は、スポーツクラブや商業棟など計4棟の施設整備を提案した。具体的にはスポーツクラブが入るA棟(S造2階建て延べ2864㎡)、物販店舗とクリニックが入るB棟(同3782㎡)、物販店舗と飲食店舗のC棟(同延べ1501㎡)、屋内スタジオ・地域交流スペースのD棟(S造平屋建て414㎡)となる。

 イチケンは既存施設の解体と建物の設計施工、監理を担当する。その他の協力企業はルネサンス、シアターワークショップ、ビーチタウン、神戸ダイヤメンテナンス。

 事業期間は、契約締結から35年を予定している。26年春から27年春にかけて既存施設を解体し、同年夏ごろから本体工事に着手する。建設地は同市野田町8-1の敷地2万2433㎡。


【公式ブログ】ほかの記事はこちらから


建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら