セコムとグループ会社のパスコは、社会問題となっている野生鳥獣による農作物被害を減少させるために、民間防犯用の自律型飛行監視ロボット「セコムドローン」を活用し、日本初となるシカ食害対策の実証実験を開始した。
セコムは、防犯用として提供してきたセコムドローンの「侵入監視サービス」で培った技術を応用し、京都府農林水産技術センター農林センターの協力のもと、京都府南丹市日吉町にある「STIHLの森京都(府民の森ひよし)」で、シカによる食害対策の予備実験を2017年11月から12月にかけて、延べ10日間実施している。
予備実験では、監視区域内に侵入したシカをレーザーセンサーで検知し、その位置に向けて自動的に発進した完全自律飛行するセコムドローンが、シカを追跡して追い払うことができるかどうかを検証した。一定の成果を確認できたことから、起伏のある広範囲の監視区域を設定し、パスコの3次元地図データを活用して、さらに実用性を高めるための実証実験を行い、サービス実現を目指していく。
セコムは、防犯用として提供してきたセコムドローンの「侵入監視サービス」で培った技術を応用し、京都府農林水産技術センター農林センターの協力のもと、京都府南丹市日吉町にある「STIHLの森京都(府民の森ひよし)」で、シカによる食害対策の予備実験を2017年11月から12月にかけて、延べ10日間実施している。
予備実験では、監視区域内に侵入したシカをレーザーセンサーで検知し、その位置に向けて自動的に発進した完全自律飛行するセコムドローンが、シカを追跡して追い払うことができるかどうかを検証した。一定の成果を確認できたことから、起伏のある広範囲の監視区域を設定し、パスコの3次元地図データを活用して、さらに実用性を高めるための実証実験を行い、サービス実現を目指していく。