国際航業は、最先端のICTを活用して消防隊員の救助活動を見える化するスマートマスクの共同開発に参画、プロトタイプ版の開発が完了したことから、31日に開幕する第28回東京国際消防防災展でデモ展示を行う。今後、実用化に向けた性能試験や耐久試験を実施し、早期の製品化を目指す。
日本消防設備安全センターが事務局を務める「G空間情報を利活用した救助システムおよび消防活動に関する検討会」参画企業と国際航業が共同で開発。国際航業はウェアラブルグラスを利用したアプリケーションの開発経験を生かし、スマートマスク上で稼働するアプリケーションとタブレット端末側のアプリケーションの開発を担当している。
東京国際消防防災展は東京都江東区の東京ビッグサイトで31日から6月3日まで開催。デモ展示は日本消防設備安全センターブースで行われる。