【NEXCO西日本】関西国際空港連絡橋復旧でIHIインフラシステムと高田機工に感謝状 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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【NEXCO西日本】関西国際空港連絡橋復旧でIHIインフラシステムと高田機工に感謝状

 NEXCO西日本は12日、大阪市の同社で関西国際空港連絡橋の早期復旧に尽力した企業に対する社長表彰式を開いた。酒井和広社長から橋桁を製作したIHIインフラシステムと高田機工に感謝状が手渡された。
 あいさつに立った酒井社長は「われわれの依頼に対し、迅速に対応してくれた。(2025年大阪・関西)万博が決まり、G20も控える状況で早期復旧は至上命題だった。被災から7カ月での完全復旧は皆さんの献身的な努力と創意工夫のおかげだ」と述べた。
 18年9月に発生した台風21号によりタンカー船が衝突した連絡橋は、空港側に近いA1-P1間(延長90m)とP1-P2間(同98m)の2径間が損傷した。A1-P1間は高田機工が、P1-P2間はIHIインフラシステムが製作を担当した。
 橋桁の製作には通常1年以上かかるが、両社は部材の納期短縮と製造ラインを増やすことにより、約5カ月で橋桁を完成させた。NEXCO西日本は当初、ゴールデンウィークまでの完全復旧を目指していたが、両社の協力もあり、4月8日に完全復旧した。

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