東京都鉄筋業協同組合(新妻尚祐理事長)は12日、東京都足立区の城東職業能力開発センターで第4回鉄筋技能大会を開いた。厳正な審査の結果、大成鉄筋工業の工藤一貴氏が優勝した。準優勝は松伸の會町蕉氏、3位には矢島鉄筋工業の佐々木優輝氏が入った。11月に富士教育センターで開く「TETSU-1グランプリ」の予選会を兼ねて実施した今回は16人が出場し、日ごろ鍛えた技能を競った。
新妻理事長は、「技能の向上を目的とする大会だが、普段われわれの仕事を見られない家族や友人などに鉄筋工の仕事を伝える良い機会になっている。準備や後片付けも手際良く実施されており、回を重ねるごとに技能の向上、団結力の向上につながっている」と語った。表彰式は24日の通常総会後の懇親会で行う。