神奈川県鉄筋業協同組合(阿部政彦理事長)は20、21の両日、横浜市のパシフィコ横浜で開かれた「かながわ しごと・技能体験フェスタ2019」に出展した。鉄筋の結束作業体験コーナーを設けるなど趣向を凝らしたブースには、親子連れを中心に多くの人が訪れ、鉄筋工事業の魅力を体感した。
阿部理事長は組合員の尽力に感謝した上で、「今回の体験を契機に鉄筋のことを知ってもらい、将来、大人になったときに鉄筋を身近に感じてほしい。草の根的な運動だが、意義のある活動と考えている」とコメントした。
ブース内では、1級技能士による鉄筋組立作業のデモンストレーションなども行われ、多くの来場者の興味を引いていた。
同フェスタは、厚生労働省委託の若年技能者人材育成支援事業として、神奈川県職業能力開発協会が主催した。小中高校生を対象に、技能への興味や職業に対する理解を深めてもらうため、参加・体験型イベントを通じて、技能尊重の機運を醸成するのが狙い。
建機レンタル協神奈川も出展
また、「かながわ しごと・技能体験フェスタ2019」には、日本建設機械レンタル協会神奈川支部(金子眞紀子支部長)も出展した。
普段乗ることができない高所作業車やバックホウなどの試乗体験では、子どもたちから歓声が上がっていた。