【ライト工業】つくばちびっこ博で小中生向け見学会を開催 土砂崩れや液状化メカニズムを解説 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【ライト工業】つくばちびっこ博で小中生向け見学会を開催 土砂崩れや液状化メカニズムを解説

 ライト工業は26日、茨城県つくば市と同市教育委員会が主催する「つくばちびっ子博士2019」に参画し、同市のR&Dセンターで見学会を開いた。午前と午後の部であわせて、小・中学生48人とその保護者が参加した。土砂崩れや液状化現象のメカニズムを分かりやすく伝え、同社がどのように社会で役立っているかを説明した。趣向を凝らした催しに参加者からは歓声が上がっていた。
 見学会では、最大40㎞の物資を運搬できるドローンについて説明して全員で記念撮影した。続いて2班に分かれ、大雨による土砂崩れと地震による液状化のメカニズムについて学んだ。土砂崩れのコーナーでは、同社内に製作した盛土の半分に法面対策工を施し、降雨状況を再現して、対策工がない部分だけが崩れる映像を見た参加者からは「全然違う」と驚きの声が上がった。同社の担当者は、「対策をすることでみんなの生活を守っている」と説明した。降雨試験場では、1時間当たり50mmと300mmの降雨を体感したほか、模型を使って土砂崩れが起こる仕組みを学んだ。
 地震のコーナーでは、液状化が起こる仕組みを学んだ上で、地盤改良で使う2種類の薬液が混ざり合う瞬時に固化する様子に歓声が上がったほか、砂に水をゆっくり入れて球体状に固める実験をして楽しんだ。小・中学生は「薬品はどの段階で混ぜるのか」「どれくらい硬くなるのか」と質問するなど、高い関心を寄せていた。

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