【とうきゅうキッズプログラム】東急建設が児童向け技研見学会 ミニチュア建設現場体験など実施 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【とうきゅうキッズプログラム】東急建設が児童向け技研見学会 ミニチュア建設現場体験など実施

 東急建設は7日、東急グループが実施する「とうきゅうキッズプログラム」の一環として、相模原市の同社技術研究所で体験型の施設見学会を開いた。一般公募で集まった小学校4年生から6年生の児童とその保護者7組14人が参加し、紙で橋をつくる体験やラジコンを使ったミニチュア建設現場体験、風洞実験施設や人工気象室の見学などのプログラムを実施した。

風洞実験装置などを見学

 冒頭、あいさつに立った福本定男常務執行役員経営戦略本部長は「建設工事の適正な施工には高い技術が必要であり、技術研究所でのさまざまな研究開発を通して建物をつくっている。プログラムを通じて建設工事や技術研究所の役割を楽しく学び、建設業や当社に興味を深めてほしい」と呼び掛けた。
 人工気象室では日本の最高気温を体験したほか、音響実験室では風船を割って無響室と残響室での音の響き方の違いを学んだ。風洞実験室では風洞実験用模型を見ながらその役割について説明を受け、巨大扇風機のつくり出す風の強さを体感した。ラジコン工事体験では、タワークレーンやバックホウ、ブレーカーなどのラジコンを操作し、ミニチュアの街でビルの建築工事に挑戦した。
 見学会終了後、沼上清技術研究所長が児童らを「未来の建設エンジニア」として表彰し、「大人になってから仕事をする時には、楽しいことを仕事にした方が良い。みんながいま勉強していることは将来の楽しい仕事につながっている」と述べた。
 参加した児童は「ラジコンで建物をつくるのが楽しかった」と話したほか、保護者も「普段体験することができないことを見たり感じたりすることができ、大変勉強になった」と感想を寄せた。

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