政府は8日、「第8回ものづくり日本大賞」の内閣総理大臣賞表彰式を首相官邸で開いた。受賞者に表彰状を手渡した安倍晋三首相は「受賞案件はいずれも、ものづくり大国・日本にふさわしいものばかりだ。これからも世の中の変化のスピードは早くなっていくが、そうした中にあっても、ものづくりの重要性は変わることはない。皆さんが日本のものづくりをリードし、イノベーションを生み出すことを祈念する」と述べ、受賞者をたたえた。
ものづくり日本大賞は、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材などものづくりに携わっている各世代の特に優秀と認められる人材を顕彰するもの。経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携し、2005年から隔年で開催している。
今回は全受賞案件15件、43人のうち、国交省関係で5件、9人が受賞。このほか、厚労省関係として技能五輪国際大会金メダリストとしてきんでんの志水優太氏が受賞した。
公式ブログ
【第8回ものづくり日本大賞】15案件、43人が受賞 ものづくりをリード、更なるイノベーションへ
[ 2020-01-10 ]