【絶景を一望】日本一の人道吊橋 「三島スカイウォーク」 県内の子どもたちに無料開放 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【絶景を一望】日本一の人道吊橋 「三島スカイウォーク」 県内の子どもたちに無料開放

 新型コロナウイルス拡散防止のため、県をまたぐ移動の自粛やレジャー施設の休園など、子どもたちの遊びの場が制約される中で、日本一長い歩行者専用吊橋として知られる「三島スカイウォーク」が7月31日まで、静岡県在住の高校生以下の子どもたちに無料で開放される。大人も通常料金の半額で入場できる。屋外でのアクティビティー施設が主体の三島スカイウォークを、子どもたちが公園のように遊べる場所として提供しようと、1日から実施している。

橋上からは富士山や駿河湾などの絶景を一望できる

 三島スカイウォークは、静岡県三島市に2015年12月グランドオープンした。人道吊橋として日本一の支間400mを誇り、橋上からは富士山や駿河湾などの絶景を一望できる。長大が構造、景観検討から詳細設計、施工監理までを担当。急峻(きゅうしゅん)で複雑な谷間地形に即しながら高い耐風安定性や耐震性能を確保しつつ、スリルを味わえるよう適度に揺れる設計とした。景観を堪能できるよう視野の拡大を図る工夫も随所に施している。
 13日からは「あじさい祭」もスタート。吊橋を渡った先に196種類1万2000株のアジサイが見頃を迎えるだけに話題を集めそうだ。

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