
機体の角度を調整できるボディピッチコントロール
産業用水中ドローンを開発するFullDepth(茨城県つくば市、伊藤昌平社長)は、同社の水中調査ドローン「DiveUnit300」に、ダムや洋上風力発電所の調査向けとして、機能と水中作業用アタッチメントを追加した。
追加機能は、水の流れがある河川や深海でも自動で一定の位置を維持できる「ホバリング機能」と、機体の角度を調整してカメラの撮影範囲やソナーの可動範囲を調整しやすくする「ボディピッチコントロール」の2つ。アタッチメントは、水中で物を測定する「ラインレーザー」、水中で物の回収・設置などができる「グリッパー」、4K解像度で最大水深300mまで撮影可能な「360度カメラ」などを追加した。
DiveUnit300は主に水中調査へ使える産業用水中ドローンで、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に水中点検技術として登録されている。
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