【ベトナム国家建築賞銅賞】クアンハイン温泉リゾート1期 日本工営共同体 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【ベトナム国家建築賞銅賞】クアンハイン温泉リゾート1期 日本工営共同体

第1期区域として開発した陽光温泉


 日本工営とNIPPON KOEI VIETNAM INTERNATIONAL(NKV)の共同企業体が実施した「クアンハイン温泉リゾート全体計画及び建築設計業務(第1期区域)」が=写真、2021年ベトナム国家建築賞(National Architecture Awards)の銅賞を受賞した。

 クアンハイン温泉リゾートは、世界遺産のハロン湾を有する同国北部のクアンニン省に位置し、プロジェクト全体では1200ha超の施設からなる。第1期区域として開発した陽光温泉(YOKO ONSEN)は、日本の伝統的な旅館をイメージした施設で、20年5月に竣工・開業した。

 日本工営とNKVは17年からプロジェクト開発地域の全体計画を進め、建築物概要設計、ランドスケープ設計、構造設計、設備設計、外装・内装設計、積算など、すべての業務を担当。コンセプトマスタープラン(基本計画)には、グループ会社の黒川紀章建築都市設計事務所も参画した。

 今後、第2期以降の開発では、分譲用の高級ヴィラや高層ビルなどが建設され、同リゾートの規模をさらに拡大する予定となっている。

 ベトナム国家建築賞は、同国の建設、文化・スポーツ・観光両省とベトナム建築家協会が主催する賞で、ベトナムの建設計画や都市・住宅計画などに貢献した個人や団体などを表彰している。


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