関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)は27日、大阪府東大阪市の東大阪高等職業技術専門校で第2回全国鉄筋技能大会(TETSU-1グランプリ)の関西代表選考会を開いた=写真。会員各社の代表8人で日ごろ鍛えた技能を競い合った結果、富田興業の谷口圭氏が優勝した。準優勝には田村工業の村田信一氏が入った。両氏は11月25日に千葉市の幕張メッセで開かれる同大会に出場する。
選考会で各選手は、組合審査員や出場者の家族が見守る中、施工図をもとに、一つひとつを正確かつスピーディーに組み上げていった。作業を終了したところから審査員がベース、柱、梁、全体の精度を丹念にチェックし、これに作業時間に応じた点数を加え、合計点で順位を決めた。出場者のほとんどが設定された標準作業時間80分以内に作業を終えた。優勝した谷口氏は67分で仕上げた。
一昨年の第1回大会で関西代表は3位だった。組合では強化合宿を開き、全国大会に臨む考えだ。

一昨年の第1回大会で関西代表は3位だった。組合では強化合宿を開き、全国大会に臨む考えだ。