【仁淀川河川敷に巨大メッセージ】福留開発が高知県いの町に施工 | 建設通信新聞Digital

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【仁淀川河川敷に巨大メッセージ】福留開発が高知県いの町に施工




 高知県いの町の仁淀川河川敷に“巨大文字”が現れた=写真。描いたのは福留開発(高知市)。ICT建機など最新の技術を駆使した。湯澤工業(山梨県南アルプス市)が呼び掛けたプロジェクトに賛同したもので、山梨、熊本、埼玉に続く第4弾となる。巨大文字「2022 POWER」には、感染症を乗り越え力を合わせて頑張ろうという思いが込められている。

 八天大橋下流河川敷に描いた文字は縦30×横40mにおよぶ。湯澤工業から提供された3次元設計データを3Dモデル作成ソフトを使いながら現場に合わせて編集し、MC(マシンコントロール)バックホウに出力。GNSS(衛星測位システム)からICT建機の位置情報を受信して施工した。2台を使い、2日で描き上げた。

 田村駿典現場所長は、「ICT技術でこのようなことができるとは、10年前の自分では想像できなかった。新しいことに取り組む時は常に不安になるが、それよりもワクワクが勝る。今回の取り組みで、挑戦することの大切さと元気が伝わればうれしい」とコメントした。巨大文字は2月3日まで公開している。



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