東京都江戸川区は、なぎさ公園内に開設する「魔法の文学館」の館長に児童文学作家の角野栄子さんが就任することを発表した。同文学館は11月3日にオープンする。設計は隈研吾建築都市設計事務所が担当した。
施設は、RC一部S造3階建て延べ1613㎡。真っ白な外観が特徴の児童文学館。児童書約1万冊を備え、中は角野さんの代表作『魔女の宅急便』などの世界観をイメージした内装となっている。
13日の定例会見で斉藤猛江戸川区長は、「館内には可変の部分もあり、オープン後も進化させていく。角野さんとは今後の運営や監修なども含めて一緒につくり上げていければと考えている」と語った。
所在地は南葛西7-3-1。総合レクリエーション公園内なぎさ公園展望の丘に位置する。施工はスターツCAMが担当した。