愛知県は3日、長久手市の愛・地球博記念公園内に設置する「ジブリパーク」の2021年度の整備内容を発表した。
同パークは▽青春の丘(約0.8ha)▽ジブリの大倉庫(同)▽どんどこ森(約1.8ha)▽もののけの里(約0.8ha)▽魔女の谷(約2.9ha)–の5エリアで構成。このうち青春の丘、ジブリの大倉庫、どんどこ森の3エリアは、20年7月に着工済みで、22年秋に先行開業する。
もののけの里、魔女の谷の2エリアは、3エリア開業から約1年後の供用を目指している。
先行3エリアは22年2月までに本体工事を完了し、引き続き展示工事などを進める。後発2エリアは20年度にまとめた実施設計に基づき、21年度から本体工事に着手する。
もののけの里エリアには映画『もののけ姫』をもとにしたタタラ場(体験学習施設)などを建設する。魔女の谷エリアには映画『魔女の宅急便』『ハウルの動く城』などをイメージした施設を整備する。
整備事業にはECI(施工予定技術者事前協議)方式を採用している。設計はスタジオジブリ、日本設計が担当。先行3エリアは鹿島で施工中。