浜松市は２６日、ＷＴＯ対象となる「（仮称）江之島ビーチコート整備・運営事業」の総合評価一般競争入札を再公告した。ＰＦＩのＤＢＯ（設計・建設・運営）方式を適用する。５月１２日から２６日まで参加表明書を受け付け、１１月下旬に開札する。基本協定は１２月中旬、本契約は２０２６年２月に結ぶ。契約上限金額は４６億２６６５万８０００円（税込み）。
　参加資格は統括管理、設計、建設、工事監理、維持管理、運営の各企業で構成するグループ。設計企業は建築関連コンサルタントの登録、建設企業は建築一式工事９００点以上などを求める。
　遠州灘海浜公園内にある中央区江之島町１１９７の敷地５万４２７７㎡に、東コート、西コート１・２、管理棟、多目的広場などを整備する。
　事業期間は、４３年１月３１日まで。このうち設計・建設期間は２６年３月から２８年１月までで、同２月の全面開業を目指す。
　同事業は、２４年５月に一般競争入札を公告したが、物価高騰などが影響して参加表明がなく不調となった。そのため、当初予定していたメインスタンドの整備を取り止め、事業費を前回公告時より約１３億円減らし、約４７億円に見直した。