5月30日まで参加受付/都市計画道路環状3号線街路整備ECI/横浜市 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

関東・甲信越

5月30日まで参加受付/都市計画道路環状3号線街路整備ECI/横浜市

 横浜市は4月16日、「(仮称)都市計画道路環状3号線(汲沢地区)街路整備工事(アンダーパス工事)技術協力業務」の公募型プロポーザルを公告した。ECI(施工予定技術者事前協議)方式(技術協力・施工タイプ)を採用する。参加意向申出書などは5月30日まで、技術提案書は9月9日まで受け付ける。同月24日から10月1日の期間でプレゼンテーション・ヒアリング審査を実施し、2026年3月23日に結果を通知する。
 参加形態は3-4社JV。JV代表者の資格要件は「土木一式」の総合評定値が1200点以上であること。10年度以降に完成した内空断面積74㎡以上のトンネル築造工事を元請けとして施工した実績も求める。
 同工事では、国道1号をアンダーパスする環状3号線本線を構成する構造物を新設する。概要は、長さ約46m、幅約25.5m、内空断面積124㎡のボックスカルバート築造工事一式。履行期間は、技術協力業務が27年1月まで。工事は同年10月から32年まで。履行場所は戸塚区汲沢町124-7~同区戸塚町1992-20。
 技術協力業務委託の規模は1800万円(税別)、工事規模は50億円程度(税込み)を想定する。
 アンダーパス工の工事費は、一般的に開削工法が安価となるが、国道1号の安全な通行を確保しながら施工するための対策費用や期間がかさむ懸念があり、開削・非開削工法のどちらが適しているか決定的な優位性が認められない。このため、各社独自の安全対策などを設計段階から反映し、現場特性に適した工事仕様を決定するためにECI方式を採用する。国道1号を供用しながらの施工を前提とし、国道1号への影響を最小限とする施工方法を要求する。
 技術協力終了後、価格などの交渉が成立した場合に工事請負契約を締結する。
 設計委託は、発注者が別途契約の相手方を決定する。発注者、設計者、優先交渉権者で設計協力協定書を締結する。