見学会では冒頭、同校出身の吉野富夫専務が「現場を肌で感じてほしい」とあいさつした。その後、織茂剛現場代理人が工事概要や現場監督員の1日の仕事内容などを説明し、「建築のすごさは何もない更地に大きな建物を自分たちでつくること」と紹介した。施工の状況を見学後、実際に使っているレーザー墨出し機で生徒が墨出しを体験した。織茂現場代理人は「正確に、慎重に、声を掛け合うことがポイント」とアドバイスしていた。
同工事は、RC造4階建て延べ6018㎡の庁舎棟とS造2階建て延べ1709㎡の車庫・倉庫棟の新築で、工期は2016年11月から18年7月まで。現在の進捗率は約50%となっている。設計を類設計室、監理を松下設計、電気設備を丸電、給排水設備を埼玉ヤマト、空調設備をソーセツ、エレベーターをフジテックがそれぞれ担当している。