【肌で感じる現場】熊谷工高生がレーザー墨出し機を体験! 埼玉県主催で岩槻警察署新築工事を見学 | 建設通信新聞Digital

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【肌で感じる現場】熊谷工高生がレーザー墨出し機を体験! 埼玉県主催で岩槻警察署新築工事を見学

墨出しを体験する熊谷工業高校生

 埼玉県が人材育成に向けて実施している現場見学会の一環で、古郡建設は8日、「岩槻警察署庁舎新築工事」の現場に県立熊谷工業高校建築科の2年生41人を招き、現場見学会を開いた。レーザー墨出し機を使った墨出し体験や、同社経営幹部との懇談、ものつくり大学での体験学習などを実施した。
 見学会では冒頭、同校出身の吉野富夫専務が「現場を肌で感じてほしい」とあいさつした。その後、織茂剛現場代理人が工事概要や現場監督員の1日の仕事内容などを説明し、「建築のすごさは何もない更地に大きな建物を自分たちでつくること」と紹介した。施工の状況を見学後、実際に使っているレーザー墨出し機で生徒が墨出しを体験した。織茂現場代理人は「正確に、慎重に、声を掛け合うことがポイント」とアドバイスしていた。
 同工事は、RC造4階建て延べ6018㎡の庁舎棟とS造2階建て延べ1709㎡の車庫・倉庫棟の新築で、工期は2016年11月から18年7月まで。現在の進捗率は約50%となっている。設計を類設計室、監理を松下設計、電気設備を丸電、給排水設備を埼玉ヤマト、空調設備をソーセツ、エレベーターをフジテックがそれぞれ担当している。

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