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【連載・復旧の光と影、二つの能登災害(1)】生活、なりわい再建に道筋

最終更新 | 2025/01/08 10:26

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海岸隆起部を活用し、通行確保した逢坂トンネル工区(提供・北陸地方整備局)

 内陸(直下型)地震で過去最大級となった「令和6年能登半島地震」は、1月1日で発災から1年を迎えた。2024年9月には「能登豪雨」が発生し、奥能登は二重災害に見舞われたが、官民一体の懸命な対応で、緊急・応急復旧から本復旧へと確実に歩を進めている。生活やなりわい再建の道筋が少しずつ見えつつある半面、事業速度や人口減少下での都市、インフラ再生を疑問視する声も聞かれる。その“光と影”は復旧・復興が加速するにつれ、より鮮明になっていく。被災地の今を追った。

 未曽有の災害である能登半島地震と能登豪雨のダブルパンチは、被災者にとって「心が折れるというより心が壊れる」(鶴山庄市石川県建設業協会会長)ものだった。

 「国民の安心・安全の確保」を第一義とする国土交通省と建設産業が受けたショックも小さくはなかった。

 両者は災害協定に基づいて、地震の発生当初から直轄権限代行、直轄施工で被災施設の緊急・応急復旧に尽力してきた。それだけに、追い打ちをかけるように起こった豪雨災害は文字どおり、出ばなをくじかれる形となった。

 実際、能登半島の交通の要衝である国道249号沿岸部の中屋トンネルは、24年9月25日の通行止め解消を予定していたが、20-22日にかけて降り続いた豪雨に追被災したことで、延期を余儀なくされた。

 ただ、国交省と業界の関係者は第一線で被災地に寄り添ってきたからこそ、「またか」とうつむく被災者感情を深く理解でき、前を向くための中核手段が早期復旧であると再認識する。

 24年末時点で能登北部エリアの道路通行止め(県道以上)は、地震関連が11カ所(うち緊急車両通行可2カ所)、豪雨関連が8カ所(同3カ所)。発災直後(地震関連87カ所、豪雨関連48カ所)と比べて大きく減少している。

 被害が甚大だった国道249号沿岸部の輪島市門前町~珠洲市間の通行は24年末に再開した。同区間に含まれる千枚田、大川浜、逢坂トンネル工区は、海底隆起で陸地となった部分に別線を整備。中屋トンネル工区は県・市道を活用した迂回(うかい)路を確保している。また、中屋トンネル自体も今夏をめどに一般交通の2車線通行を確保する見通しで、これにより国道249号の同市門前町~市中心部の全線が2車線化される。

 河原田川は、地震動の影響で斜面が崩落し、河道閉塞(へいそく)を併発。決壊による土石流の危険性はなくなったが、豪雨で河岸浸食が追加発生した。宝立正院海岸でも豪雨被害が確認されたが、いずれも応急復旧は完了している。地震に起因した地すべり対策箇所である河原田川(輪島市市ノ瀬町)、町野川、国道249号沿岸部は豪雨被害と併せて復旧作業を進めている。

 港湾空港関係では、飯田港と金沢港、七尾港(大田地区、矢田新地区)の主要な係留施設について、災害廃棄物の搬出などに関する機能を維持しつつ、段階的に復旧工事を展開し、25年度末までの完成を目指す。

 輪島港は地盤隆起をはじめとする甚大な被害を受けたため、整備完了時期を26年度に設定。和倉地域の護岸も同年度中の完成を予定する。

 国交省北陸地方整備局の高松諭局長は、「これらの成果が生活やなりわいの再建に寄与している」とし、「“復興の芽”は確実に息吹いている」と強調する。

 

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