西新宿三丁目市街地再開発組合は、東京都新宿区で進めている「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」の特定業務代行者を前田建設工業に決めた。
施行区域は西新宿3ほかの4.6ha。区域を3地区に分け、4棟総延べ約38万3600㎡の再開発ビルを建設する。
参加組合員には、野村不動産、住友商事、東京建物、首都圏不燃建築公社が参画。事業コンサルタントは都市設計連合・本郷計画所JVが担当。
事業計画書によると、A-1地区に地下4階地上63階建て塔屋2層の北棟、地下4階地上62階建て塔屋2層の南棟、A-2棟に地下1階地上9階建て、A-3地区に9階建ての施設を計画している。構造は全てRC一部S造。主な用途は住宅、店舗、生活支援施設などで、総事業費には約2387億円を見込む。
2001年に準備組合が設立され、23年2月、本組合に移行した。26年度に既存施設の解体工事に着手し、35年度の事業完了を目指している。