【高さ140m、26年度に都計決定】34年度の完成目指す/千歳烏山駅前広場準備組合 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【高さ140m、26年度に都計決定】34年度の完成目指す/千歳烏山駅前広場準備組合

準備組合資料よりまちづくり方針図

 千歳烏山駅前広場南側地区市街地再開発準備組合(東京都世田谷区)は、2026年度の都市計画決定、34年度の建物完成を目指している。計画建物の規模は地下2階地上34階建てで高さは約140m、計画容積率は700%を想定している。再開発準備組合の資料によると、地下1階-地上3階の低層部を商業など、4-34階の高層部を住宅にする。再開発敷地内北側には、にぎわいの核となる滞留広場として施設内の店舗と一体となった「賑わいのある北側広場」を設け、南側には休憩スペースとしての憩いの空間、災害時には防災空間となる「落ち着きのある緑豊かな南側広場」を整備する。

 事業協力者は三井不動産レジデンシャルと三井不動産。コンサルタント業務はタカハ都市科学研究所が担当している。

 対象区域は京王線千歳烏山駅周辺の約1.5ha。同駅周辺では、京王線連続立体交差事業(笹塚駅~仙川駅間約7.2㎞)を契機に、地権者らがまちづくりの検討を進めている。15年にまちづくり勉強会、20年にまちづくり準備会、22年に準備組合を設立している。

 

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